ケガの対処法・今日の練習(1/26)は中止ですが
本日(1/26)のあすリードRCの練習会は雨のため中止とします。
昨日、フルまたはハーフ走った方が多いかと思います。
フルの人は、もちろん今日は休足ですね。
筋肉痛がある、ひどい状態だと思います。
筋肉痛でなく、膝、足首などの関節やアキレス腱などのその周辺部に
熱感があるようであればアイシングも行っておきましょう。
ランニングでの痛み、ランニング障害について相談を受け、
対処法や回復法のアドバイスを求めれれるlことは、とても多いです。
特に走歴が1年未満の初心者からは、
練習法の相談の数倍ですね・・・
また走歴が長くなっても、
今まで大きな障害とはほとんど無縁であったランナーからの
突然の相談もなくなりません。
基本私は、そのランナーの
練習量の確認、筋トレ、ストレッチ頻度を確認し
走ることだけでなく、総合的jに体力を高め
体を頑丈にしていくことを主にアドバイスします。
それにプラス、
個々で解決できる方法をアドバイスする、
原因を推測し対処法があるということに気づいて頂くことが
指導者としては必要です。
一例ですが、
これから初レースを目指していきたい、初心者ランナーの方から、
「今までジムで主に走っていたのですが、
初めて屋外で15Kほど走ったら、その後腰がパンパンに張り、
数日は日常生活にも支障をきたしました、
腰に負担のかかる悪いフォームになっていると思うので改善したい」
ということで相談を求められました。
で、実際フォームを確認すると、予想通り・・・(笑)
特に問題のないバランスの良い素直な走り。
脱線しますが・・・
だいたいフォームそのものが大変悪く
それで障害が発生するランナーは、ほとんどいません。
フォームの良し悪しは、走力には大いに影響を及ぼすことが間違いありませんが・・・
あくまでも、練習の量やその時の強度(ペース)に
自分の下半身が持っている筋力や柔軟性が耐えられなくなり
自分の体が、運動ストップのサインを出すのが障害です。
初めてフルに出場したランナーが、
痛みで30K以降走れなく脚を引きづり歩くのは、
フォームの悪さでなく、
単なるフルマラソンの距離に対しての練習不足走り込み不足です。
で、話を戻しますが・・・
その腰が痛くなったランナーは、
それから10K以上走ることに対して不安感が高まり、
週に2-3回30分程度をトレッドミルで走ることだけあったということ。
でも、これからフルマラソン目指して行きたいということで、
腰に負担のかからないように、
どんな体幹のトレーニングを重点的にしていく必要はありますか?
という相談でした。
「体幹のトレーニング」大変良いことです。
しかし、その腰の張りの原因、
あるいはこうしたらそうなる、ならないが
はっきりしてません。
もう少し、いろんな方法で体を動かしながら、
その原因を考え対照法を見つけましょう!
とアドバイスしました。
その腰の張りの原因は、
・長時間のランニング動作によるものか、長時間同じ姿勢の保持によるものか
・頑張って走ろう!という無意識な過度な力みによるものか
・単なる走るこみ不足で脚の疲れが腰に連動したのか・・
・その時の体調不良か
などなど、推測できることは一杯あり・・・
ですので今、週に数回走れているのなら、
その内1回は屋外に出て距離も8,10,12Kと徐々に伸ばして行きましょう!
そして併行してジムでのトレーニングで
下半身、体幹の筋力を柔軟性を高めましょう!
その過程の中で同じ症状が出るのか、出てしまうかを
自分の体の反応に敏感になり感じ取ってきましょう、
とまずアドバイスしました。
今後はその継続した実践で、
長距離への耐性が徐々に高まってくると思いますが、
実際改善できるかはこれからです。
で、まとめると今回、何を言いたかったというと、
ランニングでのケガについて・・・
その痛みや違和感の原因は何かを考え
例えその原因がはっきりわからなかったとしても、
どういう走りをすれば、
どれくらいの頻度、速度で走ればそうなるか、
どういう場所を走れば、
どういうシューズを履けば、
ランンング以外でもどういう運動をすれば、
などなど、
いろんな条件を変え、試行錯誤しながら
そのケガに対処していくと、向かっていくことが
ケガの解消、克服のために必要です。
全くの受け身でなく、ケガに向かっていくことです。
ケガは初心者には準備不足で発生しますが、
走力がアップしたランナーにとっては量に対する耐性十分だったとしても
運動強度(スピード)が高まるので、
別の要因でケガも発生する可能性が高まります。
走力があがればより高いレベルでの対処法を身につけ、
よりハイレベルなランニングライフを楽しめるようにしたいものです。
松井
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